Monthly News Letter

画廊の常設展示

ついこの前に新年を迎えたと思ったら、あっという間に4月です。
時が経つのが年々早まっていると感じる私ですが、みなさんはいかがでしょうか。

さて銀座柳画廊では新年を迎えてから「新春展」「小磯良平展」「春の名品展」を開催いたしました。
これらの展覧会はテーマや内容を決めて企画し準備をする企画展になります。
来月21日からの開催を予定している「松沢真紀展」(個展)も企画展になります。

これに対して企画展の合間に画廊の在庫作品や、応援しているアーティストたちの作品などを展示販売するのが画廊の常設展示です。
美術館の常設展示はだいたい決まった所蔵作品が展示されていることが多いかと思いますが、
画廊の所蔵作品はほとんどが販売目的ですので、多くの作品が常に出入りしています。
常時、新しく作品を購入したりアーティストたちから新作が届いたりします。
また百貨店や同業者へ貸し出しもしますので、在庫であってもいつも画廊にあるわけではありません。

企画展はテーマに沿った作品が中心のため、そのテーマに興味がないお客様には魅力がないかも知れませんが、
常設展示では画廊のお薦めの作品を幅広く紹介しているので、実は意外に面白いのです。
初めて買う作品を探す時や、何か気に入る作品がないか漠然と画廊を回っている人などには常設展示の方がよいかも知れません。
画廊のスタッフへ好みや予算などを伝えると、展示してある作品以外で好みや予算に合いそうな作品をストックから選んで紹介してもらえますし、
その時に気に入った作品がなくても、取り扱いがある作家の作品であれば入荷した際に連絡をもらえたりもします。

銀座柳画廊では次の企画展「松沢真紀展-brillant-」(5月21日→30日)までの間は常設展示となります。
外出したくなる春のこの時期、気軽に銀座柳画廊の常設展示を覗きにお起こしください。
スタッフ一同、みなさんのご来廊を心よりお待ちしております。

Author:
内田 繁弥
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