喜多尾ボンタン礼子
クジャクとツル
油彩
10変(55.0×18.0cm)
2018年
売約済
イソップ寓話「クジャクとツル」の中に静物画を合わせた独創的な作品です。
「クジャクとツル」
クジャクがツルをバカにして、羽根の色をけなしました。
「わたしは金色の羽で、こんなにきれいだけれど、あなたときたら翼のどこを見てもきれいな色が全然ないわね」
するとツルは「でもわたしは、空の高い所まで飛んで行けるのよ。あなたなんかニワトリと同じで、地面を歩き回るだけじゃないの」
着飾っていても自由のない人間よりも、身なりは質素でも自由のある人間の方が良いとこのお話は教えています。