Artists

アンリ・マティス

1869年 フランスのル・カトー=カンブレジに生まれる
1887年 法律を学ぶためパリへ行く
1889年 盲腸炎の療養中に絵画に興味を持ち、画家に転向する決意をする
1891年 パリの私立美術学校であるアカデミー・ジュリアンに入学
1896年 国民美術協会のサロンに4点出品、うち1点は国家買上げとなる
1897年 カイユボットコレクションの印象派作品に触れ、関心を寄せる
この頃ピサロと知り合う
1899年 ヴォラール画廊からセザンヌ「水浴する三人の女」、ゴッホの素描などを購入する、この頃セザンヌの影響を強く受ける
1900年 万国博覧会の装飾に参加する
ドライポイントによる最初の版画を手がける
1904年 フランスのアンブロワーズ・ヴォラールで初個展を開催
1905年 『豪奢、静寂、逸楽』をアンデパンダン展に出品
サロン・ドートンヌでドラン、マルケ、ルオー、ヴラマンクらと同じ部屋に展示され、その様子が批評家ルイ・ヴォークセルによって「フォーブ(野獣)の檻」と呼ばれる
1906年 ドゥルエ画廊にて2度目の個展を開催。ガートルード・スタイン宅でパブロ・ピカソと知り合う
1910年 サロンドートンヌに『ダンス』と『音楽』を出品する
ミュンヘンのイスラム芸術展を見る
1912年 モロッコ、タンジールへ旅行
1913年 ベルネーム・ジュンヌ画廊でモロッコ滞在の成果を発表する
1917年 マティスはコート・ダジュールのシミエからニース郊外へ居を移す
1918年 ポール・ギョーム画廊にてピカソと2人展を行う
1920年 アンリエット・ダリカレルをモデルに作品を描く。「オダリスク」を主題とした作品が増える
1921年 ピッツバーグで開かれたカーネギー国際展に招待される
1933年 アメリカ、バーンズ邸の壁画「ダンス」を制作
1947年 テリアードから『ジャズ』が刊行される
新設されたパリ国立近代美術館にマティスの重要な作品が収められる
1948年 ヴァンス、「ル・レーブ(夢)」近くに建立されるドミニコ会修道院のロザリオ礼拝堂の設計と装飾と手がける
1950年 第25回ヴェネチア・ビエンナーレで大賞を受賞する
1951年 ロザリオ礼拝堂の献堂式が行われる。東京国立博物館、ニューヨーク近代美術館などで回顧展が開かれる
1952年 切紙絵『ブルーヌード』シリーズに着手する
生地カトー・カンブレジにマティス美術館開館
1954年 ニューヨークのユニオン教会のためステンドグラスの薔薇窓をデザインする。(これがマティスの最後の仕事となる。)
ニースにて死去